歯科用語辞典

「せ」行の歯科用語

セカンドオピニオン

セカンドオピニオンとは、現在かかっている病院で出された診断結果や治療方針等、別の病院で意見を聞く事。 歯科でも医師によって治療方針の違いがある為、複数の医師の意見を聞き入れ、不安や不満を感じさせることなく、患者が望む治療を受けられるように患者自身が行うべき行動でもある。 無料カウンセリングを行っている歯科もあります。

切歯

切歯とは、上下真ん中の永久歯4本と、その4本の隣にある永久歯4本の事をいう。 人間の歯は上下左右全部で8本の切歯を持っており、真ん中の2本の事を中切歯、その両側にある歯の事を側切歯と呼ぶ。 切歯は食べ物を噛み切るための役割。

切歯管のう胞

切歯管のう胞(鼻腔蓋管)とは、上顎前歯の裏側にある鼻腔内に膿みの袋ができている状態の事。 特徴として、レントゲン撮影を行うと膿みの袋がハート型に映るという。鼻腔内に残存した上皮が原因でのう胞になり、その発生部位によって呼ばれ方が変わる。

セラミクス治療

セラミクス治療とは、歯並びや、歯の色が悪いなどの、見た目的なトラブルを改善する為の治療法。金属を使わずに歯の美しさを取り戻す事ができる審美的な治療方法です。 虫歯などで失われた部分に、詰め物や、かぶせ物をして補う。 差し歯を使用し、黒っぽく変色してしまう、金属アレルギーの心配もありません。

セラミック

セラミックとは、陶器の歯科材料のこと。 耐摩耗性・耐変色性・審美性に優れ、自然歯と見た目は変わらない。保険適応外。

先天性欠如

先天性欠如とは、生まれつき歯に形成異常がある状態の事で、乳歯だけではなく永久歯にも見られる症状。 生まれつき歯が形成さず、生えてくる事もなく、大抵の場合1~2本程度の歯が欠如しています。 主には永久歯が欠如していて、乳歯がずっと残っているという状況。この事により歯並び・かみ合わせに影響を及ぼす。噛む事ができない、虫歯や歯周病なども原因です。

前装冠

前装冠とは、自然な歯の色と似通った白色のアクリル樹脂や陶材でつくるかぶせ物の事。 目に見える部分の歯に使用する事が多く、差し歯として使われる事もある。 硬質レジンによる前装冠は、ほとんどの場合は前歯に使用し、中身が金属なため強度が強いのが特徴。