歯科用語辞典

「け」行の歯科用語

外科矯正

外科矯正とは、矯正装置の治療だけでは治らなかった歯並びやかみ合わせを治すために行われる治療法。 一般的に全身麻酔による手術が行われる事になり、口腔内を切開して骨を切ったり削ったりする。 外科矯正の治療を受けてからの流れは、矯正治療を1年程度、その後手術を2~3週間の入院となり、退院後約1年の間は術後矯正の治療期間となります。 そして保定装置を使用しながら矯正が戻らないように固定させてゆく。

犬歯

犬歯とは、中心から数えて三番目の歯。「糸切り歯」とも呼ばれる。

健康保険

歯科における健康保険は、適用になる範囲、そして適用されない範囲と細かい規定に基づいて明確になっている。 歯科医の方針や考えにより、治療法はそれぞれ異なりますが健康保険対象内の治療を選ぶか、それとも対象外のものを選ぶかは基本的に患者側が決定するもの。 治療前、治療中にしっかりと説明を受け、医師、患者双方が納得した上で治療を進める事が大切。

血餅

血餅とは、虫歯の治療や抜歯後の穴に血液が溜まり、その血液がゼリー状になったものをいいます。 血餅はゼリー状であれば良好だが、血餅が流れ骨が見えていたりする状態だと痛みが出る事もある。 血餅は傷口をふさぐかさぶたの役割をしており、血餅がないと骨の再生に欠かせない細胞や成長因子が生存できないことになります。

欠損

欠損とは外傷、虫歯などで歯が抜けてしまう事。 歯が抜ける事により、食事がしにくくなってしまうほか、歯並びが悪くなる、歯間に食べ物が挟まりやすい、かみ合わせが悪化などのトラブルが起きやすい。 噛みあわせが悪くなる事により、顔全体や全身単位でゆがみが生じる。 治療方法はブリッジ、インプラント、親知らずなどの歯を移植、義歯など様々な治療法がある。

ケイ素

歯科におけるケイ素とは、二酸化ケイ素の事を指し、穏やかな研磨剤の事をいう。 歯石除去の為に用いて、医師の指示により使用する。 また、ケイ素とは人体に必要な栄養素のひとつでもある。 そのためケイ素を含んだセラミックスや含有合金などもあり、様々な治療で使用される。

形成

形成とは、支台歯形成のことを指すことが多く、 金属の支台歯を削り、形成することをいう。