歯科用語辞典

「み」行の歯科用語

味覚障害

味覚障害とは、食べ物の味がわからない、本来の味と違うように感じる等、味覚の反応が正常に働かなくなった状態の事。栄養不足や舌炎などの舌の病気などが原因である。 舌の表面に味覚を感じる器官の味蕾があり、この器官が異常をきたし起こる病気です。唾液の分泌量の減少により口腔内の乾燥が起こる、これも味覚障害の原因となる。

ミニマムインターべーション

ミニマムインターべーション(Minimum Intervention)とは、最小限治療の事をいう。なるべく削らず・神経を取らず・抜かずに、長期的に良好な状態を維持することが出来る材料を使用し治療を行うこと。

ミニマルインターべンション

ミニマルインターべンションとは、ミニマムインターべーション(MT)と同義語。

ミュータンス菌

ミュータンス菌とは、人間の口腔内に存在する虫歯の原因菌の一種。 生まれたばかりの赤ちゃんの口腔内には存在していない、親などから口移し等により感染すると言われている。 ミュータンス菌は、連鎖球菌であり、糖分を栄養にして歯面に付着し、歯垢を形成させる。口腔内を酸化させ、エナメル質の脱灰を引き起こす。 1歳半~2歳半頃までミュータンス菌に感染しなければ、口腔内の細菌バランスが完成され、その後は感染しにくいと言われます。

ミラノール

ミラノールとは、虫歯予防のために使われるフッ素洗口剤の事。 歯磨きで口腔内を綺麗にした後、ミラノール液を適量口に含み30秒程度うがいを行い、 後30分はフッ素の効果を落とさないために飲食を控える。 ミラノールはうがい液です。洗浄されフッ素で歯を守る事が利点となります。